天狗峠(京都北山)の写真 (2001年9月)

 


京都北山に、登山のコースタイムが12時間の峠がある(昭文社エアリアマップによる)。
たった3-4kmほどの尾根歩きなのだが、ルートが見つけにくい&ヤブ漕ぎをせなあかんせいか、
異常なほど時間がかかるらしい。
ここへただの登山で行くのは面白くないので、研究室の同輩2人を誘って、チャリを担いでヤブ漕ぎしに行くことにした。
しんどいのは目に見えている行程だが、果たして、 無事に踏破し帰ることができるのか?(大げさ)


いきなり、1人脱落の図。

 途中の花背峠の上りにて。ここはまだ舗装路。しかし、体調の悪かった一人が脱落。
本人は嫌がりそうだが、疲れてバテた割に楽しそうなので、載せてみた。


 ↓それはそうと、もう1人は、嫌味のように(笑)ケロリとしていた。↓


↑こいつ↑(元気そうではある)と、僕の2人で行くことになったわけだ。

 



花背峠で波乱はあったものの、舗装路は順調に走りきり、登山口も簡単に発見できた。

 



当時の僕のチャリは、担ぎにくい形状をしていたので、下のようにザックにくくりつけて担いでいた。
合計で35kgくらい。もう少し軽量化できたはずだが・・・

 



しばらく登山道を歩くと、急に、尾根の急登にさしかかった。
そこで、2人共、かなり悪戦苦闘した。「ササのヤブ漕ぎ&急登&チャリ担ぎ」だったから。
ササにチャリが引っ掛かって、思うように進めなかった。しかし、もしササがなかったら、
捕まる物がないので、転落してしまっていたのではないかと思われる。
ここでは、かなりイライラさせられた上に、体力の消耗も激しかった。
そんな様子を撮るべきだったのだろうが、さすがに、そんな余裕はなかった。

その逆境を越えた管理人の図。しんどい表情をしたつもりが、タイミングが合わず、哀愁漂う変な写真になった。
ウワサの「逆境Tシャツ」着用。逆境には「逆境」で対抗。首筋に、ヤブ漕ぎで受けた傷が見える。

 


稜線に出てしばらく歩くと、でかい杉があった。
実に見事だった。巨木が好きな人は一見の価値ありです。
ちょこんと座っているのが、某F氏である。カメラを向けると、必ず何かやってくれる。

 


稜線に出た後は、かなりぬるかった。テープが付いていたりして、ルート判別には全然苦労しなかった。
ヤブ漕ぎもぬるかったので、コースタイム12時間は、かなり嘘くさいと思った。
稜線上で、広い所を見つけてテントを張って寝た。

翌日、あっさりと、目的地である天狗峠に着いた。
チャリの前で、またポーズをとってくれている某氏。

 

天狗峠を過ぎてからは、京大の芦生演習林方面を目指して下った。
尾根道だし、ずっと北へ行けば旧森林軌道に出るので、
迷うこともない。杉林はきれいで歩きやすかった。
僕はMTBだったので、途中からは、チャリに乗って下っていた。

 


演習林からは、佐々里峠-花背峠を越えて、京都市街まで走った。
演習林へ下りた頃から雨が強くなってきて、かなり冷たかった。
もう一つ、おまけ写真。帰りの花背峠にて。

 


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